11月20日(水)大宮ソニックシティーで埼玉県農林総合研究センター・成果発表会が開催されました。
まずは、各研究所の担当者より約10分程度の発表がありました。
１ めん用小麦の新品種「さとのそら」
～新品種小麦の高品質・安定生産技術を開発～
２ 牛もサプリで栄養管理
～高泌乳牛の繁殖成績の改善に向けて～
３ 製茶機械の改良で「香り」と「うまみ」をアップ
～低コストで消費者ニーズに対応できるおいしい製茶技術～
４ 芳香シクラメンの新品種「天女の舞」
～イオンビーム育種で花の色を多彩に～
５ 農地の活用で温暖化を防ぐ
～温暖化の原因となる炭素を農地に固定する技術～
６ 森林をシカの食害から守る
～新方式のニホンジカ防除ネットの開発とその効果～
７ 魚が豊かな川の復元のために
～水田で身近な魚（フナ、モツゴ、タモロコ）の稚魚を増やす手法の開発～
８ 農業の６次産業化について
～農業の6次産業化の市場価値を高めるために～
発表の後、隣室で展示・試食がありました。発表された内容以外の展示・試食もありました。
発表や展示の様子は下記の写真をクリックしてご覧ください。
感想
・どの研究も「いきもの」を扱う研究ですが、「いきもの」の行く末は良くも悪くも「人間」の行く末を暗示するものだと実感しました。
・365日を１単位とするような時間のかかる地道な作業だと思いますが、成果を出すために頑張っている技術者の方たちを頼もしく感じ、すぐに結果のでない基礎の研究をないがしろにしてはいけないと思いました。
・「天女の舞」が買えるお店のリストは嬉しかったです。
・展示のコーナーでさまざまな質問に気軽に答えていただけて楽しい時間を過ごせました。
