大宮卸売市場見学会

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平成28年2月8日(月)さいたま市消費者団体連絡会が大宮卸売市場の見学会を行いました。

まずは埼玉県農林部農業ビジネス支援課の金杉さんの司会で大宮中央青果市場の岡田さん、埼玉県魚市場の小磯さんから市場の概要や現状を説明していただきました。

青果市場では個人出荷の生産者さんのもの10%程度だけがセリにかけられ、それ以外は先売りされるとのことです。生産者さんの悩みは後継者不足ですが、その中でも売れるものについては若い生産者さんも増えているそうです。

魚市場は個人の市場で1,200トンを保有できる冷蔵庫を持っています。温度管理を適切に行うことで衛生面の心配をなくし、トレーサビリティにより海のない埼玉県でも安心して魚を食べることができるよう配慮しています。

魚市場ではマグロだけがセリにかけられます。市場の活性化を図るため(魚のことを理解して欲しい、魚好きになって欲しい)、個人消費者感謝デーを設けています。2月20日には春の味覚祭を開催します。

次に青果市場を見学しました。最近では輸入の青果も多く入ってきているそうです。

魚市場ではさまざまなゴミが出ますが、汚水は自前の浄化槽で処理してから下水道に流したり、リサイクルに取り組んでいて、発泡スチロールは加熱圧縮し、中国へ販売したりしているそうです。