第50回埼玉県消費者大会

第50回 埼玉県消費者大会

スローガン：50年の歩みを確信に　平和で安心してくらせる社会をめざして
日時：10月21日（火）10:30〜16:00
会場：埼玉会館　大ホール・小ホール・会議室
主催：第50回埼玉県消費者大会実行委員会
後援：埼玉県

主催者挨拶・来賓挨拶

記念講演

大江健三郎さん（小説家・ノーベル文学賞受賞）で、「私の人生を貫いているもの」です。

日本国憲法（九条）のもと、日本が湾岸戦争に兵を送らなかったことを評価すること。憲法のおかげで望むような教育を受けることができたこと。井上ひさしさんとの友情について。加藤周一さん・樋口陽一さんの対話集「時代を読む」（岩波現代文庫）について。持ち時間を超過してお話しくださいました。

 

「食」分科会

テーマ：日本の食を守ろう　安全・安心は大丈夫？　TPPと輸入食品

助言者：八田純人さん（農民運動連合会　食品分析センター　所長）
農民連・食品分析センターの成り立ちと業務について。食の安全を脅かす過去の事例から、今後TPPを受け入れることにより考えられる食の問題点について。それにつけても日本の食料自給率の低さについて。今こそ「顔の見える関係」が大切なこと。以上を科学者の視点で楽しく説明してくださいました。

報告者：木村友一さん （埼玉産直センター ）
埼玉産直センターの取組について。消費者との絆を大事にしていること。大雪の被害からの再建についてもお聞かせいただきました。

報告者：山口ユミさん（山口農園）
梅農家の３代目として奮闘されています。越生の梅をもっともっと広めたいと思う気持ちや新しい商品の開発の苦労などを熱く語ってくださいました。

報告者：山水磨留美さん（パルシステム埼玉）
消費者として、私たちの思いを代弁してくださいました。

質疑応答・まとめ
食の問題に関して、八田さんのご意見をうかがいました。