埼玉農産物ブランドアップツアー 「再建の足音を聞く!」

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~埼玉県の農業はあの日の大雪に負けない!!~
  髙山農林部長が御案内する
  埼玉農産物ブランドアップツアー
  「再建の足音を聞く!」

日時:平成26年6月17日(火)9:30~16:30
場所:熊谷市、深谷市、本庄市

バスは定刻の9時半より少し早く熊谷駅を出発。 道中のバス車内では「埼玉の農業はあの大雪に負けない」の恋のフォーチュンクッキーのDVDの制作秘話を髙山部長から聞いた後、皆でDVDを鑑賞。

恋するフォーチュンクッキー 埼玉県の農業はあの日の大雪に負けない!Ver.

倒壊したハウスの1/3が深谷市、 農事組合法人埼玉産直センターも大雪では被害を受けましたが、 代表理事の木村友一氏の再建が進む鉄骨ハウスを見学。 木村さんは大型ハウスでミニトマトを中心に栽培。 再建をいち早く決定し、迅速に進めたことにより 7月中旬には再建が完了し、10月から収穫ができる見込み。

続いて倒壊を免れたミニトマト部会のハウスを見学。 8月から翌年6月まで収穫できるという栽培を実施 ミニトマトの根元にはコンパニオンプランツとしてニラが植えられています。 ニラを植えることで土壌が改良されるそうです。 現在なっているミニトマトの房は27房目だそうです。

JA埼玉ひびきの 本庄早稲田駅に近い新しくできた本店へ 。「雪害対策室」を立ち上げ、管内の市町と連携し支援を実施。 再建状況等説明を受けました。

説明する担当の五十嵐課長説明する担当の五十嵐課長

JA埼玉ひびきの内にある イタリアンレストラン「サルサーレ」で 地元食材をふんだんに使った昼食を頂きました。

枝豆と申込書JA埼玉ひびきのからはお土産に枝豆を頂きました。 もちろん宣伝は忘れません。申込書と一緒に!!!

続いて本庄市の再建が進むきゅうりの大型鉄骨ハウスを見学。 鹿田修一さんの45m×45mの5連棟の大型ハウスです。 このハウスでも大雪の経験を活かし 筋交いを増やしたり、針金を張ったり、随所に工夫がなされています。 今月中にはハウスの再建が終わり8月中にはきゅうりの栽培を再開できる見込みだそうです。

続いて移動中のバスの車窓からねぎの栽培状況を見学。 残念ながら写真はありません。

大雪でしょうがの種の6割がダメになってしまったという金井幹雄さんのパイプハウスの再建状況を見学 。大雪で被害を受けたハウスは連棟のものでした。 再建にあたってはすべて単棟にし、ハウスの間隔も90Cmから120Cmに パイプも直径も22mmになど雪害対策が行われています。

金井さんのところでは施設栽培やトンネル栽培、露地栽培等組み合わせ 年間を通じて出荷できるよう工夫されています。 また、レタスやブロッコリーねぎなど多品目を栽培されています。 本来なら出荷の最盛期を迎えている葉しょうがですが、 ハウスに植付けられたところです。

今出荷の最盛期を迎えているスイートコーンの圃場を見学。 スイートコーンは早朝に収穫することで糖度の高いものが取れるのだそうで こちらでは朝8時までに収穫することで品質を保っているそうです。 まだ夜中の3時頃からヘッドライトを頭につけ収穫作業をされています。 「味来」の収穫体験と取れたてのトウモロコシを頂きました。 生でも甘く、柔らかくしゃきしゃきした食感がとても美味しかったです。

最後に道の駅「おかべ」の農産物の直売所を見学し終了しました。 大きな被害を受けた生産者さん 大雪被害に負けず「頑張るぞ!!!」の熱い思い伝わり 元気をもらって帰ってきました。 一人一人の消費者はたいしたことはできませんが、 被害を受けた方の状況を皆に知ってもらえるよう伝えることと、 地元の農畜産物を買うことで、応援したいと思っています。 大雪被害に負けるな!!!